銀河のアトリエのブログ

宇宙意識の中でこと・ものを創造する

マティス展へ HENRI MATISSE: the path to color

こんにちは ariaです。今日もお越しいただきありがとうございます。

8/2~3にかけて、満月の一斉遠隔ヒーリングをお送りしました。今回のお受け取りも、無事できているかと思います。今日ぐらいまでは、水分と休養を多めに採り、エネルギーの変化にゆだねてくださいませ。ご参加ありがとうございます♪

さて。話題は変わって。

マティス展 Henri Matisse: The Path to Color を観てきました。フランス近代美術の巨匠、アンリ・マティスの大回顧展です。

場所は、東京・上野公園にある、東京都美術館です。f:id:blessings-forus:20230804144901j:image

JR上野駅・公園口から徒歩7,8分、上野動物園の右側に東京都美術館はあります。同じ公園の敷地内には、国立の博物館、美術館、科学館などあり、そちらと比べるととてもシンプルな印象。正面のエスカレーターを降りて、地下にある入り口へ。

予約チケットは時間入場制になっていて、着いたら列に並び、QRコードのチケットを見せる形。(当日券は、空きがあれば入れます)

列に並んでいる間に、こちらのボードがお出迎えしてくれます。こちらを目にした皆さん、否が応でも期待が高まっていくのを感じました☆日本では20年ぶりの単独の展覧会とあってか、幅広い世代の方々が来ていたようです。

余談ですが、個人的に好きな画家を3人あげるとすると、ジャン・コクトー、アンリ・マティス、クロード・モネ。マティスの作品展を前回観たのは、約14年前(海外)ということもあり、久し振りでワクワク♪

会場内では、一部の作品が撮影okでした。撮影okは日本でも増えてきて、時代が変わりましたね。何枚か撮ることができましたので、後半でお見せしますね。

まず、作品をご紹介する前に、アンリ・マティス本人について少し書きます。好きだった割にプロフィールを知らなかったので、今回初めて調べました!

マティスは、フランス北部に生まれ、当初は法学を学んでいました。21歳のころに病に倒れ入院中に絵を描くことに出会います。そこから絵描きとしての人生が始まり、途中、戦争の時代に入りますが戦禍にも巻き込まれることなく、亡くなる84歳まで生涯を芸術にささげた人。

当時としては長生きですし、徴兵を志願したものの召集されることなく己の道を突き詰められたのは、まさに使命というか天命を生きた人だと思います。

フランスから始まり、モロッコ、スペイン、アメリカ、タヒチなど各地を旅しています。キリスト教社会からイスラム文化や原始的文化まで多種多様な世界観を受け容れるための、機会もあり器もあった人ですね!

彼の作品には様々な画風や形態があります。人物、静物、風景を、油絵やデッサン、彫刻、切り絵などで表現しています。それも、カラフルな作品がほとんどで、赤色や青色が有名です。

対象となるものの色、線、形、光、を表現しようと技法を探求し続けていくうちに、表現方法が絵画から、最終的には切り絵へと変わったのだとか。

面白いのが、デッサンは対象の形を線で描きますが、マティスがこだわりたかったのが光や色を表現するということ。線は二次元的だけれど、光や色は二次元を超えたところで認識するもの。

物質も固体も、実際は線できっちりと区切られたり境界があるわけでなく。

物理学や科学的な視点ではそれが言われるけれど、芸術というもっともあいまいな視点から見るマティスはそれをわかっていて、そういった本質や本質が体現しているものを絵画や切り絵などで表現したかったのかもしれないと(推測ですが)思います。

存在の「本質」の部分をどうやって表現するか、長い年月をかけて模索、探求し続けていたのでしょうか。

絵画から晩年は切り絵に変わっていったのも、病や老化による肉体の制限もあったのでしょうが、物事は究極は単純というかシンプルに還ることを現しているかのようにも感じました。

そういったことを作品の中から沢山の人が感じ取って、自然と魅了されていくのかなと思います。

アンリ・マティス パイプをくわえた自画像 1919年 墨/厚紙に貼った紙

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アンリ・マティス ニースの室内、シエスタ 1922年1月ごろ 油彩/カンヴァス

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アンリ・マティス 夢 1935年5月 油彩/カンヴァス

f:id:blessings-forus:20230804144844j:imageアンリ・マティス デッサンー主題と変奏 1943年 書籍

f:id:blessings-forus:20230804202158j:imageアンリ・マティス 女性の顔(星柄のヴェール)L5 1942年 クレヨン/ヴェラン紙

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アンリ・マティス マグノリアのある静物 1941年油彩/カンヴァス

今回は、パリのポンピドゥーセンターからの名品が約150点だそう。赤、グリーン、イエロー、黒系の作品が多かった印象です。

見たかった作品も来ていましたけど、来ていなかったものもありました。青やピンクの作品たちです。

切り絵のブルー・ヌード・シリーズ(NU BLUE)や、リトグラフと詩作のラブ・ポエムズ(LOVE POEMS)。これらは、またいつか来日することを願って☆

展示の最後はもう一つの目玉でした。南フランスはヴァンスにある、マティス本人が設計し作り上げたロザリオ礼拝堂のムービー。彼は晩年亡くなるまで数年間をこの教会建設に費やしたそうなのですが、その外観や内部を大きな壁面で堪能できます。

これがね、とくに期待せず行ったのですが、すごくよかったです!画質が4Kなのも相まって、まさにリアルに目にしているかのようで、約4分間あっという間。鼻をすする、涙声の方が何人もいらっしゃって、言葉ではなく、映像から伝わる光が言語となっている。

礼拝堂の光がそうさせるのですね。

観覧当日は、満月の日でした。映像の中にも大変美しい満月が映し出されていて、はっと息をのんでいた方もいらっしゃいました。

ほんとうに美しい場所でした。

最後は、特設の記念品コーナー。こちらを購入♪
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この青いボックスは、マグカップが入っていました。この青が素晴らしい!そして、さっき気がついたのは、マティスの絵画の中の青に近い青だと。この気遣いがさらにグッときますね。
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記念品たちも素敵で満足していたところ、ベスト・オブ・ベストでよかったのがこちらのショッパー!

素敵じゃありませんこと?!

表は白地にロザリオ礼拝堂のステンドグラスが印刷され、入れたものが透けて見えます。裏面は、透明になっていておしゃれ感!

袋代50円ですが、価格以上に素敵な記念です。こちらをモチーフにしたグッズがあれば購入したかったくらい。

なので、最後にもう一度載せます(笑)

マティス展は、8月20日まで。東京のみの開催です。気になる方は、20日までがチャンスですよ✳︎

今日は長くなりました。マティスのことをもっと知っていただけたでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
aria

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